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乾電池の捨て方

乾電池は普通に捨てられないことはみなさん知っていると思います。
私でも知ってますから!乾電池は捨てずに缶の中に集めておくんですよね。
でも、缶に集めた後、あの乾電池がどうなったのか私は知りません。
つまり、乾電池の捨て方を知らないも同然です。

乾電池ってどうやって捨てる?

乾電池は電気をため込んでいた物ですし、電池自体導電性があります。
もし、何かの拍子に電気が通って、火花から引火すると火災の原因となり、大変危険です。
なので、電池を使い終わったら電極部分にセロハンテープやガムテープなどを巻いて、絶縁しましょう。

そして、乾電池は単なる『廃棄』ではなく、電気屋さんなどで『回収』していることが多いです。
小型充電式電池・ボタン電池の回収 – ケーズデンキ

なぜ電池は回収されるのか

実は電池には希少な金属が使われています。
ニッケル電池のニッケルはレアメタルの一つで、それだけでもなんだか希少そうですが、50円玉もニッケルです。
ニッケルは再利用可能な金属で、SDGsに有効なサスティナブルな金属なんです。捨ててしまうなんてもったいない!

また、車のバッテリーなどにも使われているコバルトは紛争金属とも言われている金属で、実は『石油よりも早く枯渇するだろう』と言われています。
そんなもんポンポン捨てられるはずありませんよね。血眼で回収しますよ。
みなさんのスマホの中にも貴重な金属が含まれているので、捨てずに回収に出しましょう!

もう乾電池に水銀は使われていない!

昔は『水銀電池』と言って、乾電池に水銀が使われていました。
しかし、水銀は人体に有害なため、マンガン電池やアルカリ電池に置き換わる形で、1995年に水銀電池は姿を消しました。

電池について – 一般社団方針電池工業会

私が小さい頃「乾電池をそのまま置いておくと水銀が出てくる」って両親に言われてましたが、出てくるのは電解液のようです。